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65件の議事録が該当しました。

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2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

秋野公造君 効果があったということでありますけれども、先ほどイールドカーブコントロールの話もありました。短期金利がもうほとんど下限まで来ているような状況で、長期金利まで踏み込んで対応してきたということは評価されることだと思いますけれども、ちょっと改めて、このメリットと狙い、それから導入後の効果つきまして、以前と何が変わったのかということについてお答えいただきたいと思います。

秋野公造

2021-04-16 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

点検の表現をかりますと、イールドカーブコントロールによってインフレ率は〇・六から〇・七%程度上昇した、これは事実でございます。そうしたら、今現在の標準が〇・六から〇・七である、これだけ続けてやっと〇・六から〇・七%になったということと、それから、足下消費者物価上昇率、これはまだマイナスですね、残念ながら、領域がね。  

海江田万里

2021-04-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

でも、アメリカ日銀のようにイールドカーブコントロールなんてやっていませんから、いつまた長期金利、どおんと跳ね上がっても不思議ではないですね。  アメリカ金利引き上げると必ずどこかがおかしくなるというのは、これはもう歴史の教訓ですよ。財務官やっておられた黒田総裁にはもう本当に釈迦に説法の話ですけれども、昔のメキシコ危機なんというのもそうだったですね。  

渡辺喜美

2021-04-07 第204回国会 参議院 決算委員会 第2号

なぜなら、この前から黒田総裁に私質問して答えていただいていますが、今、そもそもイールドカーブコントロールをして、長短利息をゼロ%付近で固めているんですよ。それは、何も政府財政出動しろという意味じゃなくて、要するに、インフレ物価目標達成するためではありますが、残念ながらそれは達成されていません、されていないんだけれども、結果として、この低金利財政出動の余力をまだ残しているわけなんですよ。

西田昌司

2021-04-06 第204回国会 参議院 内閣委員会 第9号

このマイナス金利というものを始めて、加えていわゆるイールドカーブコントロールという、イールドカーブをある意味政策的にぐっと押し潰す政策なわけですけれども、こういったものを取組をした。いろんなこれ評価の仕方があるんですけれども、端的に言うと、金融機関にとっては基本的に大打撃となる政策であるわけであります。  

平木大作

2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

西田昌司君 まあ黒田総裁が謙虚におっしゃいましたけれども、間違いなく日銀イールドカーブコントロールによって低く金利は抑えられているんですよ。そして、イエレン財務長官は、アメリカも随分これ金利を安くしました。イールドカーブコントロールはしていないけれども、金利は、短期金利、非常に安くなったけれども、日本のまだ十倍以上ですよ。日本は十分の一以下ですよ、金利はね。  

西田昌司

2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

参考人黒田東彦君) これは先ほど申し上げたとおりでありまして、足下で例えば十年債の金利がゼロ%程度で安定しているという背景には、日本銀行イールドカーブコントロールイールドカーブ全体を低位にしているということがあると思いますが、ただ、その前提として、日本国債に対する信認が失われていないと、失われてしまうと、中央銀行がいかに金融を緩和しても長期金利が上がってしまうと、過去にいろいろ例がありますので

黒田東彦

2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

参考人黒田東彦君) 国債金利足下短期ではマイナスで十年債がゼロ%程度で推移しているというのは、日本銀行長短金利操作付き量的・質的金融緩和というイールドカーブコントロールの下で適正なイールドカーブ実現できるように、短中期から長期、超長期までバランスを取って買い入れているという金融緩和政策効果が一番大きいと思いますが、他方で、国債、確かに委員指摘のとおり、政府債務残高GDP比が非常に

黒田東彦

2021-03-16 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

それを下回っているかもしれませんけれども、そのぐらいはあると思うんですけれども、BEIで見ると、こういうふうに日本実質金利が米国の実質金利を非常に大きく上回っているように見えますけれども、これは先ほど申し上げたように、いろんな幅を持って見ていかなくちゃいけないということが一つと、もう一つは、いずれにせよ、やや長い目で見ますと、我が国の予想物価上昇率はおおむね横ばいですので、そうした下で、イールドカーブコントロール

黒田東彦

2021-03-16 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

参考人黒田東彦君) 御案内のとおり、このイールドカーブコントロールを入れて以来現在まで適切に機能しておりますので、この枠組みを変更する必要はないと考えておりますが、その下での具体的な運営については、より効果的で持続的な金融緩和実現する観点から、現在点検対象としているわけであります。  

黒田東彦

2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

黒田参考人 委員指摘のとおり、イールドカーブコントロール導入した後、イールドカーブ全体が低位に安定したことは事実なんですが、十年物国債金利をゼロ%程度というふうに申し上げて、それを操作目標にしていたわけですけれども、そのゼロ%程度というのが非常に狭い幅でしか動かなくなって、市場機能度が低下したんじゃないかという議論もありましたので、私は、おおむねプラスマイナスゼロ%程度の、ゼロ%の倍程度

黒田東彦

2021-03-05 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号

そして、今ちょうど総裁からお話がございました、特に一番最後のところの、長短金利操作付量的・質的金融緩和枠組みは現在まで適切に機能していますのでその変更は必要ないと考えています、この枠組みの下でイールドカーブコントロール運営資産買入れなどの各種の施策について点検しますと。  

海江田万里

2021-02-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号

をしておりますが、このコロナ影響もあって、物価上昇率が確かに足下で下がっていまして、コロナ感染症が収束されても、これは日本だけではなくて欧米でもそうですけれども、経済一定影響が残ってくると思われますので、欧米もそうですけれども、日本の場合はもっと極端に、二%の物価安定目標実現に、従来考えていたよりもっと時間がかかるということになっておりますので、十二月の金融政策決定会合におきまして、現在のイールドカーブコントロール

黒田東彦

2021-02-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号

先月の金融政策決定会合では、当面、現在の金融市場調節方針資産買入れ方針を維持すべきと言いながら、イールドカーブコントロールETF買入れにおいて、より弾力的でめり張りある運用が必要と。めり張りがある運用ということは、高いときには高値をわざわざつかみにいくことはしないということで考えておられるのか、つまり、高値で買うことは控える、こういう理解でよろしいでしょうか。

櫻井周

2021-02-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号

黒田参考人 先ほど申し上げたとおり、点検の中で、イールドカーブコントロール枠組み自体はよく機能しておるのでこれを変えるつもりはないんですけれども、その下での資産買入れやり方とか内容については、十分その効果と副作用を点検して、より効果的で持続可能なものにしていきたいというふうに考えております。  

黒田東彦

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

すなわち、イールドカーブコントロールの下で金利低位に安定させると同時に、インフレ率が安定的に二%を超えるまで、マネタリーベース、これは中央銀行が提供します、供給します通貨量でございますけれども、その拡大方針を継続することを約束したオーバーシュート型コミットメントで人々の予想物価上昇率を引き上げることを企図してございます。

清水誠一

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

黒田参考人 まずもって、もちろん財政運営そのもの政府国会責任において行われるというふうに認識しておりますが、その上で、日本銀行は、御案内のとおり、二〇一六年九月に導入いたしましたイールドカーブコントロールいわゆる長短金利操作付量的・質的金融緩和の下で、二%の物価安定の目標実現のため、大規模な国債買入れを実施しております。

黒田東彦

2021-02-16 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

あのときは量的緩和からイールドカーブコントロールへと転換をするということをやられたわけでございますけれども、今回の点検というのはそういった総括的な検証ではなく、つまりは金融緩和の大きな流れを変えるとか、金融緩和を続けるにしても、やり方、メニューを変えるとかではなくて、今の大枠、資産買入れ、一部マイナス金利導入イールドカーブコントロールこういうものは維持されるという認識でいいのか。

前原誠司

2021-01-28 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第1号

だから、日銀イールドカーブコントロールみたいなことをやらざるを得なくなった。相変わらず生保とか運用難だと言っているわけでありますから、ニーズは確実にあるんですね。あるんだけど、そういう発想がないというのが残念ながら現実であります。  先ほど藤末委員が、自民党会派の中でも割引率の話、いよいよ出てきましたね。

渡辺喜美

2021-01-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号

いずれにいたしましても、財政運営そのもの政府国会責任において行われるものでありますので、具体的に私から何か申し上げるということはありませんが、一方で、日本銀行としての金融政策、このイールドカーブコントロール長短金利操作付量的・質的金融緩和という金融政策自体は、あくまでも金融緩和を通じて物価安定目標実現を図るということでやっているわけでして、御指摘のとおり、イールドカーブコントロールの下では

黒田東彦

2021-01-26 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号

黒田参考人 従来から申し上げていますとおり、金融政策金融緩和手段として国債を購入して、現在のようなイールドカーブコントロールという形で金融緩和を続けているわけでありまして、財政ファイナンスとか、あるいは国債の買い支えをするというつもりはありませんし、あくまでも金融政策として行っている、逆に言えば、先ほど申し上げたように、金融政策として、二%の物価安定目標が近づけば、イールドカーブコントロール

黒田東彦

2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

具体的に申し上げますと、長短金利操作、いわゆるイールドカーブコントロールの下で、この国債買いによりまして適切なイールドカーブ実現していくということができております。また、ETF及びJ―REITの買入れでございますが、リスクプレミアムへの働きかけという効果をしっかりと発揮しているというふうに評価しております。  

内田眞一

2020-11-18 第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号

黒田参考人 先ほど申し上げたように、今回の措置、この導入を議論して、導入する方向を決めた、プルーデンス政策としての、地域における金融仲介機能の十全な発揮と金融システムの安定を目的として、一定の条件を満たした地域金融機関のみを対象として実施するものでありまして、長短金利操作つき量的・質的金融緩和のフレームには全く影響はありませんし、現在のいわゆるイールドカーブコントロールというものについても、これによって

黒田東彦

2020-05-26 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第13号

参考人黒田東彦君) これは、先ほど来申し上げていますとおり、このイールドカーブコントロールという形で、一方でこのマイナス〇・一%の政策金利、そして十年物国債操作目標としてのゼロ%程度、そういう形で適切なイールドカーブが形成されるということで始めてきて、その下で、比較的今スムースに経済活動を支援しつつ、金融活動も順調に伸びてきたというふうに見ております。  

黒田東彦

2020-05-26 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第13号

参考人黒田東彦君) 私、直接、麻生大臣の御発言についてコメントすることは差し控えたいと思いますが、長期金利について私の認識を申し上げますと、国債発行の増加というものは当然金利上昇圧力を生むということですが、現在のところ、日本銀行がこのイールドカーブコントロールということで安定的に長期金利が形成されているわけであります。  

黒田東彦

2020-05-12 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号

これに対して黒田総裁は、日銀は主観的というか、目的としてはイールドカーブコントロールのためにやっている、だから問題はないんだというようなお答えをされているわけです。しかし、日銀の主観とは別に、客観的にはどう見ても財政ファイナンスへの道を更に踏み出した、こう見える、これはもう疑いようのない事実だと思うんです。  

青山雅幸

2020-05-12 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号

○階委員 時間が来ましたので終わりますけれども、二〇一六年一月にマイナス金利導入したときはまだイールドカーブコントロールはやっていませんよ。マイナス金利導入したときは、量的緩和をしても貸出しが伸びないからそれで導入したということだったと思いますから、いいかげんなことは言わないでください。  それから、失敗は、私は素直に認めるべきだと思いますよ。

階猛

2020-05-12 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号

公表文におきましても、いわゆるイールドカーブコントロールを含む長短金利操作つき量的・質的金融緩和については二%の物価安定目標にひもづけた形で示しておりまして、こういったイールドカーブコントロールというものを現時点で行うために必要なだけ国債を買い入れますということで、あくまでも日本銀行の行っている金融緩和措置、具体的には長短金利操作つき、いわゆるイールドカーブコントロールつきの量的・質的金融緩和というのは

黒田東彦

2020-04-28 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号

その際、イールドカーブコントロールのもとで金利操作目標実現するために、必要な金額国債買入れ上限を設けずに行っていくことといたしました。国債買入れ金額のめどを削除するということにしたわけですが、これは、今申し上げた必要な額の国債買入れ上限を設けずに行っていくという点をより明確にするために行ったわけでございます。

黒田東彦

2020-03-18 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

こうしたこの国債MBS買入れ増額目的についてFRB自体がこういうふうに述べておりまして、国債市場を含む幾つかの重要な金融市場においてストレスや流動性低下の兆しが見られている中で市場機能を円滑化するために行うものであるというふうに説明しておりますので、その説明によれば、FRBが今回決定した国債MBS買入れ増額というのは、日本銀行が行っているイールドカーブコントロールのように、長期金利操作目標

黒田東彦

2020-03-18 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

参考人黒田東彦君) 日本銀行金融政策としては、当然のことながら、経済物価情勢に合わせて適切な量の流動性市場に供給するということがベーシックに必要でありますし、ただ、それだけでなく、現在は、御承知のようにイールドカーブコントロールということで、長期金利についても低位にするという目標を立てておりますし、さらに、今回は、コロナウイルス影響に鑑み、企業金融について特別のオペも行うということで、様々

黒田東彦

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

結局、日銀イールドカーブコントロール導入して八十兆円の買取りをやめちゃった背景には、いつも申し上げるように、国債が足りないということがあるんですよ。国債がふんだんにあれば、もっと八十兆円買取りできるじゃありませんか。麻生大臣、二番の質問です。ちょっと待ってください。  予算の修正というのは、調べてみたら、帝国議会の頃はやっていたようなんですが、資料がないと。

渡辺喜美

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

ところが、例のイールドカーブコントロールというやつで、そこから山がだんだんだんだん下がってきちゃっておむすび型になっちゃって、今現在どれくらいかというと、十三・九兆円ですよ。八十キロで走っていたのが十四キロのスピードになっちゃったということなんですね。これ、金融引締めでなくて何なんだと私は申し上げているわけですよ。  

渡辺喜美

2020-03-10 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

ただ、その金利の格差の動向と、それぞれの中央銀行が購入している資産の買入れの額あるいはマネタリーベースやマネーサプライの伸び率というものと金利が一対一で対応しているわけではありませんので、特に、このイールドカーブコントロールの下では、二〇一三年からの量的・質的金融緩和の実施以降の経験を踏まえていわゆる総括的検証を行いまして、結局、実質金利が下がるということが重要だということでありまして、そのための手段

黒田東彦